第6話 空中山脈大爆破


イラスト

 鷹?ワシ?かな?・・・を平らげたテラザウラーは、空に浮かぶ山脈を発見する。それはエネルゴンの山だった。そして、それに触れたテラザウラーは、ただでさえつるつるの皮膚に、プラス稲妻が走ったようなすごい状態になる。エネルゴンでパワーアップしたのだ。

 デストロン基地に帰ったテラザウラーは、メガトロンをなんなく倒してばらばらにする。続いてサイバトロンへの攻撃を考えた彼だったが、時間の経過でパワーが半減していた。テラザウラーはタランスに指揮をまかせると、例の山脈に向かう。タランスは、文句を言う副指揮官(だったのか!)スコルポスに指揮をゆずり、テラザウラーの急なパワーアップの秘密を探りに後を追う。一方、残されたスコルポス、ワスピーターは本当のリーダーの修復作業にあたるのだった。

 一方、サイバトロン側。コンボイさんは物騒極まりない空中山脈を爆破するため、ラットルを乗せて飛び立つ。しかし、空中山脈では、テラザウラーが再びパワーアップしていた。コンボイは自らおとりになり、その間ラットルが時限爆弾をセットするが、何せここは空中山脈。コンボイさんが帰って来ない事にはラットルも降りようがない。頼みの綱のコンボイさんはテラザウラーにやられてしまい、さらに山脈にやって来たタランスにラットルは襲われる。そして、時限爆弾が爆発。ラットルの元にはやっとコンボイが現れるが、彼はロボットモードになれなかった。結局そのまま、コンボイはラットルを乗せてバンジージャンプ。辛うじて2人は助かるのだった。

 エネルゴンの山脈を吹き飛ばされたテラザウラーは、ようやく基地に帰り着くが、彼の思惑とは裏腹に、そこには修理を完了したメガトロンが待ち構えていたのだった。


デストロンのリーダーの座を狙う者はかつて何人かいたけど、テラザウラーほど情けない奴もいない気がする。せめて「並みテラザウラー」に戻ってからも、凍りついてないで一戦交えたら良かったのに。ま、それをやらないあたりがテラザウラーなんだろうけどな。

イラスト

しかしロボットが石化してどうする。

■ ■ ■

▲page top home next>>