第2話 新戦士登場!ギッチョンチョン ですっ!


 話は前回の続きから。デストロンの勢力圏に落ちてきた二つのポットからは、ふたりの新戦士が誕生しようとしていた。ところが話は、突然変わって。

 ダイノボットは単身、デストロン基地にやって来ていた。防衛ロボをごまかすため、泥人形の真似までして入り込んだ敵基地。そこには「未来と究極のパワー」ついて書かれた「ゴールデンディスク」があるのだ。その重要性は、留守番をまかされていたワスピーターも気づいていた。

 ワスピーターはめずらしく、侵入してきたダイノボットに手を組むことを提案し、ダイノボットも快諾。そしてダイノは案の定、ワスピーターをディスクの防御装置にほうり込むと、相手がスクラップになっている間に首尾よくディスクを手に入れる。

 さあて。サイバトロン基地の前には空の救命ポッドが落ちていた。他にもどこかに落ちてるかもしれない、とタイガトロンとエアラザーは探索に向かう。そして、ようやく本題。遠く離れた場所に落下していた2つのポッドからは、ギッチョンチョンこと「クイックストライク」と、優等生「シルバーボルト」が生まれていた。いたのはいいが、クイックストライクはさっそく目の前の優等生を攻撃する。

 ところがふたりがじゃれあっているところに、"ごっつんこ"ことインフェルノとメガトロンが現れた。メガトロンは2人を同じデストロンなのだと言いくるめ、さっさと仲間にしてしまう。

 

 一方、サイバトロン基地では。ライノックスは空っぽのポッドに細工し、トランスワープを試みる。残されたラットルは、どっかに出かけてしまったダイノの旦那を捜すようにいらいらと傍らのチータスに命じ、いまはいないコンボイを思って嘆くのだった。

 そのダイノボットはというと、岩山のてっぺんでゴールデンディスクを両手に、一人芝居を続けていた。彼は、ディスクの一枚をそこに隠す。ところで、タランスはそのころやっと蘇っていた。しかも、メタルスボディーのうえ、ブラックウィドーを操れる力もそのままと来ていた。何てお得な。

 場所はまた変わって(忙しいなあ)、空飛びチータスは、デストロン4人組(メガ・ごっつんこ・ぎっちょん・優等生)に見つかって追いかけられていた。SOSを受けた基地のラットル、そして基地にのっそり帰ってきたダイノボットは、デストロンと全面的に戦う決意をする。そして、サイバトロンのわずか3人対、全デストロンは、枯れ草転がる岩地の一角で、西部劇のように相対するのだった。

 

さて、待望の第2話。このはなしで一番すきなのは、「泥人形ダイノ」や、立方体ワスピーターもだけど、なんといっても、基地内で頼れる者がないってときに、ひょっこり帰ってきたダイノボットに対し、ラットルが思わず本心を見せちゃうところだ。嬉しそうだもんな〜。でも、すぐに咳払いして、いつもの口調になるところも好き。とぼけてるダイノボットも大好きだ。


ギフトにおすすめなワスピーターパックは如何?
しっかし再生ポッドってすごいよなあ。今回の見直しは断然これです。



■ ■ ■

▲page top home next>>