第13話 浮島のデスマッチ(後編)


 浮島のタイガトロンの旦那は、すっかりこの浮島が気に入って思わずくつろいでいたりしたが、その間にも、スコルポスとブラックウィドーは強力な武器を装備した塔をめざして着々と進んでいた。<

 一方、コンボイさんはラットルを背に乗せて、浮島に向かう。デストロン側もワスピーターとテラザウラーが浮島を目指して飛び立っていたので、鉢合わせた4人は空中で戦うことになった。ラットルは簡単に空中に放り出されてしまうが、からかいにきたテラザウラーを見事ハイジャックして事なきを得る。

 さて、コンボイたちはタイガトロン、エアラザーと浮島にて合流するが、その頃、塔にはデストロンが到着していた。ワスピーターにテラザウラーをおとりにして、ついでにスコルポスも落っことしてついに司令室に入り込んだブラックウィドー。そこで謎のパワーを受け、見事ブラックウィドーが黒ウィドー(?)に変身すると、島はカモフラージュの雲を解いてその姿を現し、塔は島のサイバトロンに集中攻撃を始める。さらに、浮島はサイバトロン基地を破壊するため移動を始めた。

 しかし、タイガトロンの旦那が塔に到着、内部装置を破壊。浮島はコントロールを失い、サイバトロン基地を通り越して墜落、四散する。塔も倒れるが、謎の光を発し、それは衛星の塔に反射され、さらに遠いどこかの誰かのもとへと飛んでいくのであった。これからのサイバトロンの運命やいかに。


この「浮島」、見れば見るほど「天空の城ラピュタ」のイメージですね。雲は晴れるし、天のいかずちだし。さしずめブラックウィドーはムスカ氏ってとこですかね。じゃあタイガトロンの旦那がシータで・・・。

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