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第22話 さらばでござるタイガトロン


 謎の惑星とはいえ、そこは弱肉強食の世界であった。ぱくぱくといろんなものが食べたり食べられたりしてる地域に、チータスとダイノボットは調査に来ていた。そこに、インフェルノ・ワスピーター・テラザウラーが現れ、山頂にたくわえていた爆弾をぼんぼん投げつける。その山の中腹には白い虎の姿があった。それに気を取られていたワスピーターがふと顔を上げると、さらにもう一匹白い虎がいた。それは、タイガトロンだったのである。タイガトロンは、たちまちデストロンを一掃するが、その時、彼の放った流れ弾が、こともあろうに山頂の爆弾置き場に当たってしまう。山はがらがらと崩れ出し、中腹にいた白い虎、タイガトロンの友達のとら次郎は生き埋めになってしまった。タイガトロンは武器を放り出し、救助に向かったが間に合わなかった。タイガトロンは、絶叫するのだった。

 タイガトロンはとら次郎を彼のすきだった場所にうめると、傍らのチータスたちに、戦いから降りると宣言する。ダイノボットは憤慨し、チータスは冗談だろうと言うのだが、タイガトロンは別れを告げて去って行ってしまった。しかし、その様子をインフェルノがうかがっていた。デストロン達は、タイガトロンに狙いをつける。

 一方、遅れて助けにきたコンボイさんは、ダイノボットと分かれたチータスから、事情をきいてタイガトロンのもとへと向かう。そのタイガトロンはというと、自分の後をつけてきたダイノボットと、森の中で激しく言い争っていた。ダイノボットはとうとう、自分たちの安全のため彼を生かしてはおけないと武器を手にする。タイガトロンが変身もせず、態度も変えないのでダイノボットが本気になりかけた時、上空からコンボイが現れた。しかし、タイガトロンに加え、コンボイまで甘ちゃんだったのに愛想をつかしたダイノボットは、一人で森を出にかかる。だが、そこにはタイガトロンを待ち構えていたデストロン達がいた。デストロン達は喜んでダイノボットをしとめにかかる。その音に、コンボイは助けに向かうが、タイガトロンはただうなだれて動こうとはしないのだった。

 さて、ダイノボットを助けに来たコンボイだったが、難なく同様にぼろぼろにされる。勝ち誇るインフェルノ。と、その時、その背後からタイガトロンが飛びかかった。彼は、ひそかに様子をうかがっていたのだった。タイガトロンは変身し、怒りをこめて、インフェルノをやっつける。そして、タイガトロンは、戻ってくれて礼を言うコンボイに、デストロンへの怒りをあらわにするのだった。


どうかなあ。確かに、森の中でのダイノボットの説得には一理ある。デストロンが危険極まる連中だということは間違いない。でも、生きるために虎が鹿を倒すのと、頭のねじのはずれたインフェルノが意味もなく木を焼き払うのとでは、次元が違わないだろうか。でも、このとき、友達を失ったタイガトロンには、怒りを向ける先が必要だろうとは思うけど。

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